昔から日本人は花を愛してきました。岡田茂吉師も、「いかなる場所にも花があるようになれば、人々の心を癒すうえで大きな効果がある」として、庭に咲く花を愛でるとともに、自らすべての部屋に生けられました。
その生け花がもとになり、いけばな山月が生まれ、現在日本をはじめ、世界中で受講生が習っており、約20万人がいけばな山月に親しんでいます。
形式にこだわらず、自然尊重の心で、花の魅力をより引きたたせることが基本であり、駅や学校、老人ホームなどの公共施設への生け込み奉仕も盛んに行われています。また、自宅の庭やプランターで花を栽培するメンバーも多く、近隣の人々との心の交流を深めています。